今回は インドネシア スラウェシ島北部に位置する メナド まで行ってきました。ここはダイビングスポットで有名なのと美人が多い事で有名です。ウソか本当か分りませんが、あのメナード化粧品は、この美人の多いメナドから名前を取ったとの話も聞きました?
メナドまでは直行便が有りませんので、成田からジャカルタ→メナド→マッカーサル→バリ(デンパサール)→ジャカルタ→成田の行程です。
行きの飛行機でインドネシアの副大統領と同乗。彼はインドネシアでは人気があり、次期大統領との声もある。特にスラウェシ島での人気は絶大らしい。今回はロシアのプーチン大統領と会談し、その後、日本で当時の小泉総理と会い、帰る途中だという。私のあやしい英語でなんとか会話が成立した。かなり日本をほめていたので、私もそれ以上にインドネシアを褒めておいた。今思うと、その時にもっとサンゴのサイテスを下さいと言っておけば良かったです。この人に頼めば許可も簡単に下りそうだ。
今まで何度も飛行機を乗ってきたが、こんなに着陸の上手い飛行機は初めてであった。外を見ていなければいつ着陸したのか分らないぐらいです。本当です。やはりVIPが乗っていたので、ガルーダもしくは軍のベテランパイロットが、操縦桿を握っていたのでしょうか。
ジャカルタの 某シッパーさん、私たち日本人が行くとのことで、ガッチリサンゴを集めてくれていたはずなのだが・・・・
なかなかキレイにしているシッパーさんです。
ジャカルタから深夜の飛行機でメナドに飛ぶ。このときすごい雷に遭い、落ちるかと思いました。確か先日もここら辺で飛行機が落ちたはず。そして早朝のメナド港です。これから沖合にファンダイブです。ずっと前から潜りたい場所だったので楽しみです。
しかし、ここの港の海水は真っ黒ですが、大丈夫なのでしょうか
まず1本目、お客は自分ひとりだけだ。ガイドはインドネシア人現地スタッフ。出来れば魚に詳しい日本人ガイドをつけてもらいたかった。
いきなりドロップオフで壁づたいをファンダイブ。もちろん今回はアミを持っていませんのでお気楽ダイブだ。(ここは国立公園で採取は御法度)
ウミキノコも絶好調
深場系のミドリイシ発見 ツノダシもプリプリだ
生まれて初めて天然ヤミスズキを発見。もちろんチョー感動
見事なハリダシである
透明度も30m前後とまずまず
これも、もう少し入荷量があれば良いのだが・・・
水深25mくらい
アメリカ人ウケしそうなハギ
ハナガタレッドは少し暗めなところ
休憩 ランチは地元料理で×です。
ポイント変えて2本目 そして初めての生シマヤッコ。穴の奥の方にいてメチャクチャ警戒心が強く、上手く写真が 撮れません。
ニシキはもちろん太平洋産
イナズマヤッコは沢山いました。
グッドサイズの深場系
タテキンは太平洋産
ホヤの仲間も沢山あり、海が豊かな証拠です。
デコが出ないように浅場で減圧。
メナドからスラウェシ島南部のマッカーサルへ シッパー見学
マッカーサル市内。 相変わらずドブの悪臭と子供の数は健在だ。
最近日本に少なくなった無邪気な子供達。裸の子供も時々見かけます。
平日の昼間です
この川はすごかったです。もちろん悪臭、犬や猫の死体、人間のウ○コ、ドブネズミ、ナマゴミ・・・・ここからサンゴや魚が送られてくるのです。恐るべしインドネシア
ゴミと一緒に生活をしています。これはなんとかしなくてはいけません。
アラゴナイトサンドを探しに郊外の工場へ しかし純度の良い製品は見つからず
漁師が、たまたまサンゴを採って上がってきた。なかなか良いのを持っていたので、その場で交渉し ゲット
シオマネキお出迎えポイント
採りたてサンゴ
今回の旅は7日間と、いつものハードスケジュールでの行程であったが、念願のメナドダイビングが出来、最高の思い出の一つになった。ただメナドの街は物価がものすごく高いのには、ビックリした。観光客も特別多くないのに不思議である。そしてここもバリ島のように、巨大なショッピングモールを建設中だ。本当は昔ながらのインドネシアの町並みを残し、もっと自然を大切にしてもらいたいと思う。
また、メナドに美人が多いかどうかは実際に行って確かめてみて下さい。次回、乞うご期待