店長のBologna Venezia紀行
今回は ZOOMARKというイタリアボローニャで行なわれたペットの見本市に出かけた。ドイツで2年に1度あるインターズーよりかなり小規模らしいが、それでも沢山のブースが出ていて一日ではとてもまわりきれない広さだ。残念ながら 水物は少なく、毎年北米で開催されるマクナには及ばなかった。
ドイツ経由でボローニャに行きました。ボローニャはイタリア中部の農業地帯にあり、世界で最古のボローニャ大学が有名とのことです。今回わたしは初ヨーロッパなのでかなりドキドキでした。
日本でも浸透しつつあるエコシステム
ヨーロッパ圏でも有名みたいだ
これは最新の首振りタイプ 早速お買い上げだ。
ヨーロッパ、アメリカではよく見かけるT5蛍光灯 日本にも使えることを望む
これからはやはりLEDなのでしょうか?
世界一売れているオールインワン水槽
ボーテックは良いですね
どうなんでしょうね ゼオビットは
これからは養殖個体は世界的な流れになるようです
リーフボンドの使い方レクチャー
センスがでますね
ここまでフェイクものだとアッパレですな
日本でも登場したハイドール
ゴツイです
リオ製品は世界中にあります
不思議な水槽でした 今度作ってみますか
巨大で可愛かったので激写
時代は LED ?
ボローニャ郊外 ヨーロッパって感じ
会場で知り合ったガラス水槽職人 シリコンマンことマウリッチオ氏に ホームディナーをご馳走になる。
ご主人自家製イタリアの家庭料理はプロシュート、サラミを初め すべての料理がグッド 。生ハムを切る機械もあるなんて カッコイイじゃないですか。でもちょっと深刻なメタボですぞ。
AMAジャーマニースタッフと杯をかわす
ディナーの後 マウリッチオ氏の工房を訪れる
不思議な2重底ガラス水槽 もちろん時間も労力もかかります。耐久性はバッチリだそうだ。日本のような地震大国では良いかもしれない。ただし予算が許せばのことだが
シリコンマンのオリジナルシリコン
ホールソーも各サイズあり
クロアチアのショップオーナー ミルコ氏も
複雑ユニークな水槽をオーダーしていた。
エロスの水槽もこちらで作っているらしい
ボローニャの街並み 歴史を感じさせる佇まいだ
現地 白バイ キャリパーはブレンボ製だ
時間がありましたので 少し観光もしました
乳首から噴水 やはりイタリアは違います
協会の中はもの凄い広さと高さに圧巻
せっかくなので 昇ってみました。もちろん 膝、足首はガクガク 日頃の運動は大事です。
景色は サイコー でした
骨董市を物色 欲しいものもいくつかあったが 帰りのことを考えて断念
ここからは 今回イタリアの案内役をしてくれたイタリアショップオーナーマウロ氏のお客さまをスイハイです。マウロ氏とは昨年のアトランタマクナで知り合いになりました。
その時 是非イタリアに来なさいと強く言っておられて 今回のツアーが決行されました。
デニス夫妻の見事な1800 ECO水槽
コンピューター制御です。日本では
まだまだ普及していませんね。
水槽底は天板がありません。2重底なので大丈夫だそうです。でもちょっとヒヤヒヤものです
魚は少なめです。ヤッコはいません。これもイタリアン?
水槽運転で生じる熱風を屋外に排出
美人奥様とパシャリ 羨ましい
毎食 生ハムは付き物です。ついビールも進んでしまう
今回案内役のマウロ氏のお店です。総合ペットショップと園芸店を営んでおります。
冬はすぐ近くでスキーが出来るそうです。
AMAジャーマニーとはここでお別れ
これから峠を越えてドイツに戻るそうです。
いくらイベント慣れしているとはいってもハードな行脚です。因みにほとんどの車はMT車です。オートマは一度も見かけませんでした。
ジャンピエトロ氏の自慢の水槽
スキマーとECOのハイブリッドだ
SPS中心なのにメタハラでなく T5蛍光灯
のみでの水槽だ。もちろんサンゴも良好
クーラー無し ファンのみでの冷却です
ステファノさん1500×500×H600ガラス水槽
アクアコントローラ 配電盤はお仕事柄自家製とのことです。カッコイイ
メカニカルフィルターを通してから殺菌
ちょっと イタカフェでブレイク
こちらも900×900×H700のガラスECO水槽
こちらは棺桶を作るお仕事をしています
水槽よりこちらの方が興味がありました。
水槽の何倍もする棺桶有り。こんなので
天に召されるのもアリでしょう。いろんな
彫り物がしてあり それは見事でした。
日本で言うところの骨壺かと思います
マウロ氏の可愛い姉妹
滞在先はマウロ氏の別宅でお世話になる。
イタリア中部の高原です。すばらしい場所なので普段の疲れもぶっ飛びます。
貸し切りでしたよ。 ありがとうございました。
600×500×H500ガラス水槽
次回はもっと大きな水槽に
チャレンジするそうです
サンプが前に飛び出すスライド式 これはメンテが便利ですね
イタリアと言ったら本場のピザを食べなくてはいけません
注文を受けてから焼きます。日本でも当たり前だが、やはりここは本場なのだ。
うまい またまたビールがすすんでしまった
今回わたし一番のお気に入り水槽はこちらになります。
2400×550×H500ガラスOV水槽 ECO&スキマー
日本でも最近正規輸入され始めたギーゼマンのシステムライト。日本では無難なシルバーや白が多いが、ここはイタリアやっぱり赤でしょう
ドージングポンプにより自動添加
緊急事態や日常のデータをモバイルに転送
隣の部屋からはこんな感じに見える
ダブル マウロ氏だ。
すばらしいスイハイをありがとうございました
屋台でランチタイム どこもかしこも石畳なのだ
こちらもフルコンピュータ管理されている水槽です
日本仕様はまだ無いとのこと
もっとこのような商品が普及することを望みます。
T5蛍光灯水槽だがSPSもニョキニョキ伸びます
マウロ氏自慢のランチャです。これで細い道を もの凄いスピードでぶっ飛ばします。
さすがに車好きの私が助手席に座ってビビリました。子供や老人が脇道から出てきたらひき殺すこと間違い無しです。でも当人は大きな事故はないらしい。注 イタリア人誰もがスピードを出すわけではありません。公道では安全運転願います。
スイハイ最後のこちらの旦那さんもフルコンピュータ管理です。こちらも蛍光灯でSPSの成長、色揚げに成功しています。気合いの入った熟練キーパーでした。
最後にマウロ氏奥様の手作りホームパーティーです。イタリア料理そしてスイーツはどれも最高でした。ついつい食べ過ぎてしまいます。
ついでにベネチアまで足を伸ばしました。 どっぷり観光です。
水の都ベネチアまでは車で入っていくことが難しいため、電車に乗り換えて行きます。
これが誰もが知っているオリエント急行です。
これに乗ってヨーロッパ旅行なんて1度くらいはしてみたいものです。
お面やさん
ベネチアではマウロ氏の奥様の親友に案内して頂きました。名前は忘れてしまいましたが、アンジェラアキ風の女性です。ベネチアに家もあるので大変詳しく、宿の手配や、ガイドもして頂きました。車バカのマウロ氏はこういうところは全く興味がないようです。
ディズニーシーではありません。
本物です。
沢山の人々で賑わうサンマルコ広場
ベネチアの夜景 なんて綺麗なんでしょう
名物 ゴンドラは乗らず
今回のイタリアスイハイは予想以上にすばらしい水槽が沢山あり、驚きの連続でした。日本とは違い 場所的に多くの種類のサンゴや魚が入荷しにくいこの地域ではあるが システムそして個人のスキルは日本以上かもしれない。特にアクアコンピューターを積極的に導入しているところが凄いですね。確かにそんなもの無くても十分飼育可能なことは分かっていますが、勘に頼らず、新しいものを色々導入して数字的に別の角度からみてみるのもおもしろいかもしれない。日本にももう少し安く、扱いやすいアクアコンピュターが普及するのを望む。
最後にベネチアにはもう行かないと思います。なんとなくですが・・・・・。
マウロさんこの度は本当にお世話になりました。色々とありがとうございます。次回来年のインターズーでお会いしましょう。つづく